皆さん、こんにちは。
アイネットテクノロジーズ 上口裕樹です。
以前「Microsoft Quarterly Cyber Signals Report 2023 Aug」というブログを投稿させていただきました。
ブログの詳細はリンク先からご確認いただければと思いますが、ざっくり説明すると大規模なスポーツイベントが年々増えるに伴い、
攻撃も激しくなってきている中、どのような対策を行っているのか?といったことがレポートにまとめられていますよ。という内容でした。
今回は東アジア、とりわけ中国と北朝鮮にフォーカスされたデジタル脅威に関する内容が取りまとめられていました。
こちらは中国でも南シナ海周辺を標的とする主要グループが約1年間各国の重要インフラに向けた攻撃の一部を示しています。
また、こちらの画像は中国の生成型AIが投稿したものと推察されている自由の女神像です。
かなり精度は高いですが、よくみると指が5本以上あることがわかります。
他にも興味深いことが多数書かれていますが、まとめるとこんな感じでしょうか。
■中国におけるサイバー攻撃
・中国は、南シナ海やアメリカなどの防衛拠点重要なインフラなどを対象としたサイバー活動をここ数年で大幅に強化している。
・中国の攻撃団体は、重要情報を得るためには膨大な数の攻撃、手段を用いていることがわかる。
・ソーシャルメディアでもより活発な活動を続けており、様々な人物へなりすましを行うことで数々の有益な情報を入手している。
■北朝鮮におけるサイバー攻撃
・技術力では現在のところ、中国には及ばないものの、ロシアとの関係も深くなってきており年々攻撃手法は大幅な進化を遂げている。
・今後、益々暗号試算の盗難やサプライチェーンへの攻撃を加速させることが予想される。
いかがでしょうか。
こういった記事は定期的に更新されますし、導入や運用時の参考にもなりますので皆さんも是非一読いただく事をオススメします。
Digital threats from East Asia increase in breadth and effectiveness
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