株式会社アイネットテクノロジーズ

Microsoft 365 E3 に追加提供される機能

皆さん、こんにちは。
アイネットテクノロジーズ 上口裕樹です。

前回は、Microsoft 365 E3 を検討されている皆様向けのブログを投稿させていただきました。

Microsoft 365 E3 をご検討の皆様へ Part1

今回は、Suite を購入いただくことで新たに提供される機能についてご紹介いたします。
Microsoft 365 E3 とは、Office 365 E3、EMS E3、Win E3 が包含されている Suite ライセンスのことです。

赤枠の E3 という部分が該当します。

















Office 365 E3、EMS E3、Win E3 が包含されていますので、当然3つのライセンスに含まれる機能が利用できます。
ただし、単体を購入した場合のいずれにも含まれませんが、Microsoft 365 E3 を購入した場合に含まれる機能があります。
現在、判明しているのは以下の5つです。

Bing Chat Enterprise
商用データ保護を備えた、チャットベースの生成AI検索ツール。
お客様データはLLMのトレーニングに使われることなく、安全な形で利用可能です。
参考URL:https://www.microsoft.com/ja-jp/bing/chat/enterprise/?form=MA13FV

Microsoft Clipchamp
経験がなくても、プロフェッショナルに見えるビデオを作成するためのビデオ編集ツールです。
参考URL:https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/clipchamp

Microsoft Loop
チームがプロジェクトのすべての部分を 1 か所にまとめ、
既に使用しているアプリとデバイス間で共同作業を行う共同作成アプリです。
参考URL:https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-loop

アバター for Teams
ユーザーが、その日の外観、スタイル、
または気分を表現する Teams 会議用にカスタマイズされたアバターを作成できるサービスです。
参考URL:https://techcommunity.microsoft.com/t5/microsoft-teams-blog/avatars-for-microsoft-teams-in-public-preview/ba-p/3774421

Windows Autopatch
Windows 10、Windows 11、Microsoft Edge、Microsoft Teams、
Microsoft 365 のソフトウェア更新プログラムを管理および自動化するサービスです。
参考URL;https://techcommunity.microsoft.com/t5/windows-it-pro-blog/windows-autopatch-has-arrived/ba-p/3570119

詳細はこちらのURLもご参考ください。
Microsoft 365 E3追加機能ライセンスについて | Microsoft Learn

2023年、Microsoft のライセンスは複数回にわたって価格の見直しが発生しておりその都度、
お客様からは厳しいご意見を頂いている場面をよく見かけます。 
しかし、Microsoft も単に値上げを行っているだけではなく、更に付加価値を高めるための活動を日々続けているため、
新たに利用可能となった機能を一つでも多く活用することができれば、コスト減にもつながると考えています。

Microsoft 365 E3 は、評価版ライセンスが用意されておりますので、
追加提供される機能についても事前にお試しいただけます。

アイネットテクノロジーズでは、導入や運用だけではなく、ライセンス利活用のご相談も数多く頂いております。
最新情報のキャッチアップ支援や、ヘルプデスクサービスなど多数取り揃えておりますので、是非一度、ご相談ください。

株式会社アイネットテクノロジーズ
info@inet-tech.jp

アイネットテクノロジーズ
INET-TECHNOLOGY'S

当社は、ゼロトラストネットワークを基本とし、Microsoft365やDefender for Endpoint(旧MDATP)、Microsoft Sentinelなどを使用したCyber Attack診断からシャドウIT PoCなど、コンサルティングから導入までをお手伝い致します。

当社は、ゼロトラストネットワークを基本とし、Microsoft365やDefender for Endpoint(旧MDATP)、Microsoft Sentinelなどを使用したCyber Attack診断からシャドウIT PoCなど、コンサルティングから導入までをお手伝い致します。

関連記事

「Bing Chat」が「Copilot」へリブランディングされました

皆さん、こんにちは。 アイネットテクノロジーズ 中山です。   日々の業務や、日常生活で調べ物をする際、Bing Chatを利用したことはありますか? Microsoftはこれまで「Bing Chat」および企業向けに「Bing Chat Enterprise」の呼称で提供してきたAIサービスを、「Copilot」という名にリブランディングし、AIサービス全体が「Microsoft Copilot」に統一されました。 これによりChromeやSafariなど、あらゆるWebブラウザからCopilotが利用可能になり、モバイルアプリもまもなく登場するとのことです。   今回はMicrosoft 365 Copilotについてご紹介したいと思います。   Microsoft 365 Copilot(コパイロット)とは?   Microsoft 365 Copilotは、OpenAIのGPT-4をベースにした大規模言語モデル(LLM:Large Language Model)をTeams、Word、Excel、PowerPoint、Outlookなどの各Officeアプリケーションに組み込み、次世代 AI の力を活かしてユーザーの多様な要求に応えるデジタル アシスタントです。これにより組織内のチームやメンバーの生産性向上や業務効率化を改善するためのツールとなります。また、Microsoftのセキュリティ体制に基づいて、データ保護に万全を期しています。自社のデータをしっかりと守り、情報漏えいのリスクを軽減することができます。   ここでMicrosoft 365 CopilotとOfficeアプリの間でどのように利用ができるのか、具体的にご紹介したいと思います。     Word 最初にプロンプトを入力することでCopilot が新しいコンテンツの下書きを作成してくれます。これにより、白紙の状態から悩むことがなく、時間の節約ができます。また、Copilotへ簡単な指示を出すだけでテキストを表化、要約、概要の作成 等様々な作業をサポートし、ドキュメント作成の効率を向上させることができます。   Excel テーブル化されたデータが入ったExcelファイルを開いたときには、Copilotにそのデータの分析を指示することができます。例えば「売上のデータから読み取ることができる傾向は何か」と尋ねることで、それを分析した結果からグラフや表を作成してくれます。 また、関数の作成をCopilotにお願いすることもできます。これらの機能により、Excelでのデータ分析や集計の効率を向上させることができます。ただし、現時点では英語のみの対応となっていますが、今後日本語でのプロンプトに対応予定です。   PowerPoint 簡単なプロンプトを入力することで先週 または 去年作成したドキュメントから関連するコンテンツを追加し、美しいプレゼンテーションを短時間で作成できます。また、Microsoft 365 アプリケーション内のデータと連携して傾向を分析し、複雑な情報をチャート、グラフ、ダッシュボードを通じて最適な設計アイデアを作成することができます。   Outlook Copilotを使用すると、より良いメールを迅速かつ簡単に作成するのを支援し、受信者に適切に伝わるようにサポートしてくれます。また、Outlook上から各商談・案件と連携し、商談管理のサポートや、長いメールスレッドについて情報を迅速に把握し、内容を要約してくれる強力なツールとなります。   Teams Teams会議でCopilotを使用すると、会議中にリアルタイムで、誰が何を言ったのか、どこで人々の意見が一致しているか、意見が相違しているのかなど、主要な議論のポイントを要約し、アクションアイテムを提案できます。 また、会議が終了した後でも、会議の [要約] タブを利用することで、議論した内容やどのような問題が解決されたのか 等の会議内容を把握できるようになり、会議やチャットの効率を向上させることができます。     Microsoft 365 Copilotの導入について Microsoft 356 Copilotを利用するには、「Microsoft 365 E3 or E5」「Business Standard」「Business Premium」のいずれかと「Microsoft 365 Copilot ライセンス」の両方が必要です。現時点ではMicrosoft 365 Copilot ライセンスは月額30ドル(約4,200円)で利用可能となっておりますが、Copilotの情報は常にUpdateされますため、最新情報をご確認いただければと思います。   AI活用の新時代は必ず来ます。ツールの利用だけでなく、ビジネス・組織・環境・人に対しそれぞれ準備が必要だと考えます。 まずはMicrosoft 365 E3 から始め、Copilot 生産性の革命へのステップを踏んでみてはいかがでしょうか? Microsoft 365の導入やプランの見直しをご検討する際は始め方・運用・体制づくりについて、ぜひ一度ご相談ください。   【お問い合わせはこちら】 info@inet-tech.jp

クラシック Teams アプリ が 2024年3月31日以降利用できなくなります

皆さん、こんにちは。 アイネットテクノロジーズ 上口 裕樹です。 突然の質問で恐縮ですが、本ブログをご確認の皆様は Microsoft Teams を利用していますか? 当社は、Microsoft ソリューションに強みを持つ企業ですのでもちろん日々の業務で利用しているのですが、 なんと、クラシック Teams アプリが2024年3月31日以降利用できなくなるというアナウンスがありました! (一部、VDIやコンシューマに関する内容は除きます) 以前、新しい Teams アプリが利用できるようになった際のブログを2023年10月に投稿しました。 https://www.inet-technologys.com/blog/1296 あれからまだ3ヶ月しか経過していないのですが、早くも2024年3月31日以降は新しいTeamsアプリに切り替わるという・・・。 今回かなり思い切ったスケジュールですね。確かに、新しいTeamsアプリにはメモリ使用率の削減や、アプリサイズを削減するなど、 かなり力が入っているのは確かですが、クラシックTeams アプリで利用していたリンクがうまく動作しないなど課題もあります。 実際には順次切り替えになっていく可能性もあるので、若干のタイムラグはあるかもしれませんが、 クラシック Teams アプリが利用できなくなるとこんな画面が出るようです。 2024年4月1日以降になってみないとまだわからないこともたくさんありますが、 今から準備できることはやっておいた方がよさそうです。 参考URLはこちら。 クラシック Teams ユーザーが新しい Teams に自動的に更新される – Microsoft Teams |Microsoft Learn 当社では、今回のような切替に関するご支援や、ヘルプデスクなどもご提供しております。 是非、ご相談ください。 株式会社アイネットテクノロジーズ info@inet-tech.jp

Microsoft Teams Rooms ライセンスについて

皆さん、こんにちは。 アイネットテクノロジーズ 上口裕樹です。 当社では、現在 Teams Rooms の実証実験を行っている真っ最中ですが、その中で Teams Room ライセンスってどういうサービスが 含まれていたか少し振り返りも兼ねて皆様に情報共有させていただきます。少しでもお役に立てば幸いです。 Teams Rooms とは・・・ Microsoft Teams Rooms | Microsoft Teams ご存じの皆様には、敢えてご説明は不要かもしれませんが 簡単に言うと「Microsoft Teams と連携してさらに快適な Web 会議を行うことを目的とする専用デバイス」と言って差し支えないと思います。デバイスは、logicool , Yealink , Lenovo , Jabra など多数のメーカーで取り扱いがあります。 (ご紹介しているURLには更に多くのメーカーが掲載されています) 本題の Teams Rooms ライセンスですが、プランは2つ用意されています。  ・Microsoft Teams Rooms Basic  ・Microsoft Teams Rooms Pro プランの詳細については下記、URLをご参照ください。 https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoftteams/rooms/rooms-licensing Basic では、基本的な会議機能やホワイトボードなどの基本的な機能は利用可能です。 Pro では、基本機能に加えて Azure AD Premium P1(Entra ID P1)と Microsoft Intune P1 が含まれています。 すでに Azure AD などをお使いの場合や社給PCなど企業管理を行っている場合は Pro ライセンスをオススメしております。 あと、これは私個人的に大きなアップデートだなと感じていることですが、2023年7月よりTeams Rooms Pro ライセンスには Microsoft

CONTACT

TELEPHONE